ポーは双子の星空にうなぎの夢をみるか?

お今晩はっ!(両手に蟹のハサミを持ったままスパーリングしようとしたらコーチにこっぴどくブン殴られつつ)

ということで仕事が始まりまして、気分も落ち着いてきましたんでありんす。
お嫁さんオススメの「いしいしんじ」を読みはじめて、はや幾月。
プラネタリウムの双子でしんみりして、今読んでいるのは「ポーの話」です。
どこの国だかわからない場所が舞台なのは、著者の作品の特徴なんでしょうか、それが大好きなんです。
そして、J・キャロル作品にも通じるファンタジーに潜むダークサイド。
「光あるところに影がある」
と言いますが、その"影"の部分"それこそが、僕が最も興奮し、そして恐ろしく感じる部分でもあるのです。
影の濃度が薄ければ薄いほど、奥底の見えない恐怖が際立ちます。
"近所で評判の良い(ピエロの仮装が得意な)おじさんが、実は殺人鬼だった"
それではちっとも恐ろしくないんです。
"聖者が微笑みながら犬に向かって石を投げた"
これだけのほうがよっぽど怖いと思うのはきっと僕だけなのでアレです。

そんな感じで僕は元気です。皆さんもお体にはくれぐれもお気をつけて。

ではっ!