悪夢フランシス

同僚に「最近、毎晩ゴロリが夢に出てきて困る」と言ったら、物凄い食いついてきたんですが
「ところでゴロリってなんすか!?虫?」と全くわかっていない様子でありましたので、
得意のプレゼン能力を駆使して説明しようとしたんですが
「ほら、鼻がコッペパンみたいな…」と言ったところで、自分でも"なんてひどい例えなんだ!"と己の例え下手さに翻弄されてしまい「まあ、アレだ、なんか下半身がモフモフしたクリーチャーだよ」とお茶を濁しました。
なんとか危機を乗り越えてホッとしたんですが、彼は"クリーチャー"という言葉に敏感に反応したらしく「マジっすか!バイオ(ハザード)に出てくるヤツっすか?」とグイグイ興味を示しだしたので、その場から逃げるように立ち去りました。
くそう!ゴロリがもっと形容し易い形態だったら僕はこんなに苦労することはなかったんだ!
憎い!ゴロリ(鼻がコッペパン)が憎いぞー!
夢の中にも勝手に出てきやがって!しかもゴロリのくせに声はタップくんだった。
あ、タップくんというのは「フワフワしたマッシルームみたいなヤツ」です。
相変わらず例え下手。

ではっ!