怖いもの1

今日はイヤーホンを買いにきたよ。暑いよ。ロッテシェイクなんて何年ぶりだろ。

「暗闇に何かが蠢いてるとか想像すると怖い」
というのは割とよく聞く意見だけど、実際怖いのはその想像力ではないのか?と思う
「暗闇単体」で考えた場合、それは視力が認識できないというだけで恐怖の対象とはなりえないのではないか?
そこから何かが、思いもよらないものが出てくる、もしくは潜んでいると想像する。だから怖い。

自分は夜の水面がとてつもなく恐ろしい
茶色く濁った水ではなく、太陽の光の下では素晴らしい青をたたえている水面。
それが深い闇の訪れと共に黒々としたうねりに変化している。
何者がいるのかも想像できない、静かな、それでいて水面下ではゴウゴウと音をたてているような闇。

粘りつくような海面から突然飛び出すミッキーマウ○
メルヘンの象徴が、水しぶきと共に黒く浮き上がる。
テラテラと塗れた笑顔のミッ○ーが「ようこそ!」と叫ぶ。

そんなことを想像すると葛西在住の自分は果てしなく怖い。