憎しみのニンジンジュース

この間、インターネッツで割と色々な事柄を調べられることで有名な「ウィキペディア」(断じてウキウキウォッチングではありません)をボケーッと眺めていたときのこと。
宮崎県のページがあったので、仕事をしているかのような真剣な顔(真面目顔をコピーした紙を顔面に貼りつけるという戦法)でグリグリ読んでいたら、「宮崎にはTVのチャンネルが2つしかない」という記述があり、やたらとそれを強調していた。
しかもそれが3行くらいにわたって熱心に説明されているのだ。
他の項目は割と冷静に書き連ねているのに、その記述だけは「2つ以上のチャンネルがある市もあるが」などと他の市まで引き合いに出したりしてやたら詳細に言及していた。
これを書いた人はきっと宮崎に何か恨みか、もしくはTVのチャンネルがふたつだけということに対して相当な興味があり、何が何でも皆に知らせないといけないというような使命感が豊富な人なのだろうなあなどと少し感心した。

奥さんと知りあって間もない頃、まだ宮崎在住だった奥さんに「今、K-1観てますか?」と質問したら即座に「え?皇室アルバムみたいな番組しかやってない」と言われて「そんな馬鹿な」と驚愕した思い出があるんだけど、本当だったんだ。
あと、奥さんが未だに「反対していい?」(チャンネル変えても良いか?)と言ってるのも良い。
最初はリモコンをひっくり返すのかと思ってオタオタしたけども。
僕の生まれ育った千葉にはあんまり言葉とかで面白いのもないし、特産もピーナッツだけとか非常に自慢しにくいアレなので2つしかチャンネルないとかとってもいいと思う、むしろ清々しいと思う。

そんな感じで
ではっつ!