怖い絵

昨日、たまたまTVで「怖い絵」の中野京子さんの番組がやっていたのでありんす。

「怖い」という定義はそれぞれですが、その番組では「一見普通の絵の中に隠された、当時の時代背景であったりとか、人物の立たされた立場などを考察すると「怖い」」んだという絵を題材にしていました。
第一回は「マリー・アントワネット
中野さんの淡々とした説明が、ジワジワ来る怖さを引き立たせていました。
全体的に大げさでない構成で面白かった。
来週も面白そうなんで観る予定です。

見た目が怖い絵(ペクシンスキとか)っていっぱいありますが、こういった観点で絵をみるのも悪くないなあと思いました。

ちなみに僕が一番怖い(けど好き)な絵はダリの「聖アントニウスの誘惑」です。
あの白昼夢のような構図と色彩が。

あと「人間の怖さ」を心底感じてゾッとするのはヴィールツの「飢餓・狂気・犯罪」です。
たまに自分でもドロドロした気持ちになるんですが、その時、頭を支配してる色がまったくもって「飢餓・狂気・犯罪」の色合いなんです。
でもスゴイ引き込まれる絵なんですけどもね。

ではっ