お魚くん(ロボット)

海怖い。
昔の海には巨大生物とか、正気の沙汰じゃないフォルムの生物がいっぱいいたそうな。

アノマロカリス
一番怖い。まず、名前が怖い。
なにそれ、クトゥルー神の一種?
でも「アノマロカリスの開き」とか定食屋さんで出てきたら、それはそれで食う。

あと、リードシクティスも怖い。
全長がちょっとした工場くらいある。
そんなデカイのに遭遇したら、心臓麻痺でアッというまに死ぬ自信がある。
けど、巨大すぎるから気がつかないかもしれない。
「あれ?海の中に壁があるね」とか思って。
いや思わない。怖い。
遠くからドンドン接近してきてそのデカさがジワジワわかってくる。
発狂する。
むしろ、逆に冷静になるかもしれない。でかすぎて。
巨大なタイヤキが海にいるなあ。
とか思わない、絶対。
むしろ息が続かない。
だいたい、本格的に海に潜ったことなんかないから、びっくりするほど軽装で潜ると思う。
全然、息足りない。すぐパニック。
で、モガモガしてるとこに、プランクトンかと思って口を開いたリードシクティスが目の前に。
巨大な空間が目の前に広がったら、もう覚悟はできる。
ああ、こんくらいのプラズマテレビで映画みれたらスゲエなあ、とか。
そんなことを思いながら果てしなく続く暗闇に吸い込まれていくのもオツかもね。

ではっ