BENG KEI

そんなこんなで今日はみんなで鍋でした。
近所で評判の良い、太ることを職業としていた人のちゃんこ屋さん。
男が5人以上集まれば話すことはひとつ。とばかりに「おめえのフンドシはちょっと長ぇいな」「いやいや、これは今流行のロングフンドシーといわれるものであって」「ばかやろう、じゃあどちら(双方)がこのフンドシでもって鍋を長く巻きつけ(そして維持して)られているか勝負だ」「がってん!」

ばーかーやろーう!どこの世界にドシの長さを競う阿呆がいるんだ、って話です。やっぱりドシは赤!これで決まりですよね、書記長。
あれ?書記長?しょ、しょきちょーーーう!ショッキングチョーウ(ユンファ)!
死んでる、すなわちもう息をしていない、ということであって、心肺停止5秒前?否、5秒後です。これが本当のアフターファイヴなのです。

とかいって死んで蘇生して死んで蘇生して新弟子がソーセージになったりしてるうちに、鍋はすっからかんでまるでそれは旧ドイツ軍のヘルメットを逆さにしたようなものになったのでありました。
僕ら健康優良児!(ドスーン!という音とともに尾藤イサオのラフスケッチが大写しに)

そんな大暴れポンチな僕らを見かねた”元・張り手などで太った人をズイズイ押す職業”の店主から貰った張り手が一番おなか一杯になりました。ああ、すげえよ、いくら引退して髷をチョン切ったとはいえ、衰えてない。むしろあの頃より強くなっているんじゃ…これはもしかしたらもしかするぞい!よ〜し早速アニキに報告じゃーい!(荘厳なチェロの音をバックに、昔ながらのヨーロッパの町並みを化粧回し一丁でスッ飛んでいく)

でわっ

本日は晴天でした。
日曜日に雪が降りまして、さすがに「白い(そしてかわいい)天使が舞い降りた」とかイギリス人紳士を気取る年でもなくなったので、ボンヘーとしておりました。
そんな感じで、のらくらと自転車に乗ってましたら、(釘を打てるくらい)凍った雪に車輪をとられ転倒、15位タイの結果に終わりました。
車輪の下(NOTヘッセ=アンダー・ザ・シャリン)から這い出て、意気消沈してたところに(サイドカーの中の)電話が鳴り、「今夜は外食だ」との妻の声。
やっと(雪で作った肉じゃない)肉が食える!
喜びに我を忘れてロケットスタート
ブーンと到着しますと、お嫁さんの隣に何やら2人の男性が。
これは、まさか今話題のビリーズブートキャンプでは…
と恐ろしく思いながらも近づくと、どうやらお嫁さんのマイミクシィであるところのチャリーモさんとイタルさんだということが判明しました(黒人ですらない)。
挨拶もそこそこに4人で薩摩料理のうまい店へ。
階段を登り4人の武術家(一人は2メーターの黒人)を倒し、ホッとひといきつく間もなく話題に花が咲きました。
なんというか、初めて会った気がしないような不思議な感覚で”気さくながらも床屋さん”というカッコいいイタルさんと、もしかしたら徳永英明の生まれ変わりなのでは、と勘繰ってしまいそうなナイスガイ・チャリーモさん。
お二方のお話は非常に興味深く、感心させられるものばかりでした。
例えば?
そう例えば、「弁慶(すね)っていうのは医学用語なのかね?」と仰るイタルさんに、それは「弁慶=すね=Not であって、弁慶でも泣くくらい痛い部位 のことです」と真面目に突っ込んだり、之繞(しんにょう)って何画だっけ?と散々悩んだり、”カマドウマの無数にいる部屋に一時間いると逆に平気になる(カマドウマ大丈夫現象)”など。
そんな事をおのおのがフリップに書き連ねていたら500枚くらいになりました。
枚数的にもきりがよかったのでそのままお開きになったわけですが、これからはイタルさんの「弁慶(すね)の裏にあるから内弁慶(ふくらはぎ)という説」を提唱していきたいと思います。
さあ、みんなも内弁慶クラブに入ろう(主にザリガニやタニシを取ってションボリする会)!

ではっ