ビーヨンビーヨン
まだテレビが映らない僕の家。
いや、話してなかったか。
昨年末くらいから住んでいるアパートのテレビが映らなくなった。
電気屋さんは「テレビは問題無いですね」
と帰っていったし、電線屋さんは「どこが故障してるのかわからないと」
といって何故か自分の事のように、葬式の参列者さながら苦悶の表情で車に乗り込んでいった。
結局、テレビ線が「アパートのどこかで断線などをしているのではないか」という結論に至った。
それに対して、「なんとかします」と逆ギレした声を電話口から響かせるだけで5ヶ月費やした管理会社の人がなんだか滑稽に思える。
だって何も改善していないもの。
テレビが観れていた時期でも僕は滅多にテレビの電源をつけることはなかった。
だが"いつでもそこにあるもの"が無い。というのは非常に不便だ。
"夜中にテレビをつける"というのは割と重要な位置を占めていたのだな、と白黒のノイズを映し出すブラウン管をボケーッと眺めながら思い知らされた。
みない=必要ない
微妙ながらもこの式は成り立たないのである。
そこで、いままでテレビ鑑賞に割いていた時間でわりかしいろいろな事ができるので、溜まっていた本を読んだりしている。
そしてそれがなんだか楽しい。
これからまだまだテレビが映る様子は無いが、本を音読してドラマのように見立てて気を紛らわそうと思う。
それが僕のやるべき事なのだろう。
何を言いたいか全くわからないけども。
・ぼくを葬〈おく〉る R15指定
フランソワ・オゾン監督作品。
死に直面したフォトグラファーが自分を見つめなおすとか。
感想は賛否両論のよう。
・ブロークンフラワーズ R12指定
ジャームッシュ監督作品。
19歳になる息子の存在を知った男が息子とその母親探しに。
ロードムービー。
こっちも賛否両論。
ジャームッシュ監督作品はビルーマーレイが主演ということでかなり期待。
今日新宿にて敬愛する魚市場多国籍ROCKバンドこと"AlayaVijana"のストアライヴがあるそうです。
職場から新宿まで1時間。仕事が終わる予定が0:00.
どう考えても無理です。なんだよ、夜中に新宿出動ってまるでどっかのテレビ特番みたいじゃないかよ(万引き捜査官が主)。
きっと前髪が鎌みたいになったチーママさんとかがウロウロしてんだろうなぁ。そっちのほうに思わずダイブしてしまう可能性もあるから危険ですね(何がか)。
すごく行きたかったんですがこういう日に限って通し夜勤。くそう。
ラヴィシャンカールみたいに朝まで演奏してたりしてくれるといいのに。
ものすごく耳澄ましとけば聞こえるかもしれないなぁ(近所の酔っ払いがリアルホーミーをしてるとこを)