旅の後

ということでこれから暫くは旅日記になるかと思いますがご勘弁を。


4月29日夕刻、前夜の仕事が遅かった為、ボンヤリ頭で目を覚ましました。
Mr寝ぼけを自称する僕ですから「うわーハムエッグ食いてー」などとトンチキロンリートークかますのもお手の物。
しかし今はハムにエッグなドントティファニー朝食ではなく、旅立ちの準備をしなければならないのです。
"前日からしとけよこのバカ"という心の声を無視し、一週間という旅程に似つかわしくないナップサックスタイルで颯爽と町に飛び出します。
2秒後、全裸に気づき帰宅しましたが、「ナップザックを背負った渡り鳥というのもなかなかオツなのでは?」とか思い直し、再度つっかけひとつでわんぱくジャンプで玄関を飛び出しましたが、勢いあまって原付に激突したため(スネを強打)泣く泣く着替えてさあ出発です。

いきなり端折りまして空港に着きました。スゴイ。
さすがIT(いきなりターミナル)だと感心しつつ空港内をうろつきます。
「すげえ!なんか新幹線みたいな面したやつが一杯止まってる!」
と大騒ぎしたりしているとなにやら「手荷物預かり所」とかいう便利スポッツが目に。
持参したギター(布袋モデルを無理やりレスポールに改造したもの)を預かってもらおうとしたんですが、係りのお姉さんが必要以上に「コイツ、ギターって顔かよ、むしろキダタローだろ」といった感じであからさまに不審がっていらしたので「このやろう!エアギターなら負けないゼ!(空港だけに)」と気合一発エアライトハンドでもブチかまし、"壮絶エアポートギターバトル06インHANEDA”の幕開けかと思われましたが、お姉さんの容姿がブルドーザーに酷似していたのですっかり恐れおののき大人しくギターを渡しました。


さあ準備も整ったところで飛行場へ。

え?

やはり衣服で包み込んでいても全裸のオーラは出ているのか、僕の(自由度の)巨大さに比べたら飛行機も小さく見えるようです。

いや、あのもう一度見ました。


小さい!

"ジャンボジェット機"と書いて飛行機なのではないのですか。
僕はもっとこう雄大な、いわば思春期の息子を叱るお父さんの背中のような巨大さをジェットには期待していた(機体だけに)のだぞ?
これちょっとしたエアフォースワンじゃないですか。大人数制度の。

「おいおいこんなんでほんとに大丈夫かい?メジャーリーグのチャーリーシーンみたいな目に会うんじゃないだろうね?」と不安ガッチリでしたが"もし落ちたらライト兄弟をレフト兄弟と呼んで罵倒するという精神"であっという間に安心感に満たされるから人間は不思議です。

ということで、乗客(と全裸一匹)をもっさり乗せたミニジェットはいざ、宮崎へと飛び立ったのでありました(僕だけジャッキーばりに傘を尾翼にひっかけて離陸)




川下り舟を浴槽にした温泉の自販機の張り紙。「コーラの故障」というのは本当にコカが入ってたりすることです。もちろん嘘です。たぶん、ペプシマンが取出口からムリムリ出てくることとかだと思います。

これが裏面。こっちは可愛いです。個人的に能面とかでも増髪とか増女とかの女性のもののほうが怖いです。

ということで帰京いたしました。

南に赴くのは初めてだったんですが、思っていた以上に素晴らしいところでした。
「すぐさまとってかえしたいからUターンしたまえ」と飛行機をジャック(notロビン・ ウィリアムス)しましたが、屈強な客室乗務員さんのロシアンフックにより東京までグッスリ快眠(KO)しておりました。

帰ってからも、「天照大神に会いたい!」とご近所の庭石にタックルを繰り返したり、ちょっと東京をギュウギュウ縮めれば宮崎が接近してくるんじゃないか?と地面を押したりしました(即逮捕)。

まだ帰ってきてから2日しかたってなくてこれですから、一週間もしたら両腕が物凄く筋肉痛になってそうです(押し続けるし逮捕されて監房で腕立てふせをするから(ロックアップのスタローンヌのように))。

今度行くときは魚がうまいとされる日南市にコアに(魚に飲み込まれたりとか)迫ってみたいです。

ナイスチューミー旅(語呂悪い)

なをだか道の駅というところが沢山ありました。これは高千穂の道の駅にあった巨大な顔石像。怖い。ちょっとしりあがり寿ぽいですね。アマテラスが関係してるとか。