電子vs木目

伝えたい思いが強ければ強いほど周囲は焼肉の匂いで充満する。


スタンドバイミー 序文より抜粋

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怖い夢をみてガバーリと飛び起きる。
思い出すとそんなに怖くなかった気もする。


鉄壁の上部に30センチ四方の四角い穴があいていて等間隔で横並びになっている。
丁度、目の高さくらい。
鉄壁は横にスライドしていっているようで、緩慢ながらも穴が右方向へと移動しているのがわかる。

目の前に穴が来るとそこから羊が顔を出して色々な事を言う。
意味がわからないものが殆どだが、羊の表情は至って真剣そうに見える。
一様に古いゲームの電子音のような作られた声。

「パーマ、パーマ、パーマ」

ある羊が言いながら横に流れていく。
またある羊は「力にはなれないね」という。そしてやっぱり流れていく。

左に目を凝らしてみてもボンヤリしていて鉄壁のおしまいは見えない。

「ボ・スデローッル」

羊の顔が通り過ぎた。
手立てが無いので羊を見ながら、ポケットからタバコを出して火をつける。

「ボ・スデローーッル」
ライターから声がした。

ため息をつくと紫煙が吐き出されて目の前の羊顔をモワモワと包んだ。
「パーマ、パーマ、パーマ」

どうやら鉄壁ではなくて円柱だったようだ。



そこで飛び起きたわけである。
やっぱり、怖くは無い。



ニャーン

「槍を持て」

イトーヨーカドーでの出来事

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雨が止んだら地固まるそうですが、今のこの曇り空ではまだグニャグニャ地面だということなのでしょうか?

エチオピアで得た回答

「そういえば去年もこんな天気でした」

モザンビークで得た回答

「一昨年もその前も」

古事記にはこんな興味深い一文があります。

「僕が生まれたときからそうだったみたい」

雨よ降れ、風よ吹け、ダイビングは夏にしとけ。

ジャージはLサイズが好ましい。

早く雨降れ。
すぐ止め。

ではっ




居酒屋でする表情じゃない


・ブラックハウス/S・キング
・チーズバーガーズ(1)/ボブ・グリーン


ブラック〜は下巻途中から結末まで早足で展開しすぎ。競歩かと思うくらい早い。面白かったです。

チーズ〜は読み出したら止まらないエッセイ集。アリスクーパーの回顧話が良い。

そろそろ溜めたいた書籍が読めるようになってきた。
良い兆候なのか悪い兆候なのかは神のみぞ知る。