ドラえもんの思い出

結局、CDをたくさん買ってしまいます。

買いなおす必要性は全く無いのに、ビートルズ(かむと虫ズ)を買いました。
一番好きなのはラバーソウルなんですが、買いませんでした。
このアルバムには割かし想い出があるのです。
専門学校に通っていた頃、ちょっと好きだった女の子に貸したラバーソウル。
いっぱしに音楽通を気取っていたあの頃です。
ミッシェルしか聴いてなかった癖に「やっぱし全体を通した安心感が」とかしたり顔で語ってました。
暫くして、その娘は「ミッシェルっていうのが良かった」と真顔で僕にCDを返してくれました。
そしてお返しに、とTMネットワークのアルバムを貸してくれました。
1週間くらいして「ヒューマンシステムっていうのが良かった」と渡したら「え、それ聴いたこと無い」といわれました。

それから1ヵ月後、僕は専門学校を辞めました。
1年後、彼女もモデルの仕事をするために学校を辞めたことを友人から聞きました。
最後の日、友人は彼女からスターリンのCDを貰ったそうです。
一年間の間に彼女にどんな変化があったのかは知りもしません。

その後、短館系の映画に出演している彼女を見るたびに「TMの宇都宮さん」の顔が頭をよぎるのです。


「あの青いヤツ」
「青ぽっちゃり」
「ジャイ使えねー」
「ジズ死にすぎ」
スネ吉兄さーん!」

10年前によく遊んでた人と一緒にスーパーファミコン版「ドラえもん」をプレイしているときはこんな言葉が飛び交います。
もちろんスネ吉兄さんはスネ夫のことです。絶対、スネ夫などと呼んではやりません。

あとドラえもんは後に「青ダルマ」「ダルマ」と変わっていきます。ドラミは「黄ダルマ」

ドラのしゃがみフォルムが面白すぎてそればっかりやってました。その態勢のまま敵にブチ当たったり。
ちゃんとクリアーした記憶は全くありません。