2008-06-27から1日間の記事一覧

段田団、でんででんスウェーデンドレスデン

砂漠の真ん中でミス・ヒスパニックは冷静だった。 見渡す限りの薄黄色に、みじろぎひとつせず、突っ立っていた。 右手には丸めた新聞紙を、左手は目測を測るようにピンと前に突き出している。 彼女の影は長く伸び、一見すると自由の女神の如く浮かんでいるが…