プロレス人5

怒りの獣神

獣神サンダーライガー

165センチくらい(自称170cm) 95キロくらい

決して山田恵一ではない。彼を良く知るライガー曰く山田は「リバプールの風になった」とのこと。
その山田に関して言えば、入場曲がチャゲ&飛鳥のモーニングムーンだったことが印象深いといえば印象深い。

ライガー本人は新日本はもとより、その他の団体(当時はインディーと呼ばれた)のJr選手とも積極的に交流し、Jrプロレスの魅力を多くの人に知らせるきっかけとなった。
その点でいえば現在のJr(ドラゴンゲートとか)がわりと注目されてるのはライガーの功労といってもいいかもしれない。
本人も当初はJrスタイルの飛び技や身軽な動きをしていたが、ヘビー級を意識し始めてから垂直落下式ブレーンバスターなどの破壊力の大きい技に*重きをおくようになった。

小柄ながらパワーは飛びぬけていて、対ヘビー級として全身タイツではなく上半身裸で入場した際はその筋肉に観客が度肝を抜かれたとか。
また人柄も真面目であり、熱血漢。
テレビの討論番組などに出演するとわりと熱弁を振るうところにもライガーの誠実さが出ている。また、雑誌ファミコン通信で人生相談を受けていたりもする(現在は連載終了)。
しかし質問に対する答えがわりと投げっぱなしだったのはまさにプロレスムーブといえる(例:投げっぱなしジャーマン)。

最近では、邪道や外道らとともにCTUとかいうユニットを結成してヒールとして暴れまわっているが、もともとベビーフェイス時代からどちらかというと物事に対して辛辣なコメントや行動をとっていたのであまりヒールという印象はない。

余談だが、ライガーの入場曲はわりとキャッチーで良い。


ライガーの主な技

・雪崩式垂直落下ブレーンバスター

・掌打

ライガーボム

・シューティングスタープレス(最近はめったにやらない)


*これ以降、新日本およびプロレス界では猫も杓子も「垂直落下」を多用するようになり、よりスリリングな試合展開になったが、危険度も増したため、オールドファンの中には否定的な意見を持つ者もいる。