ツール・ド・フランス

を観たのスッカリ忘れてました。

汚いデル・トロとか、弱々しいペンとかステキ要素満載だったんですが、そんなに響いてこなかったです。
タナボタショーンという印象しかなかった。

とりあえず磔にされたキリスト像に跪いて祈るベルトロっつーイメージがどうにもこうにもありえない。
けど。4日間放置されつづけたシチューのような汚いベルトロは一見の価値有りです。
「トロといっしょ」ってゲームあったよね、そういえば。全然関係無いですけどね。こんな「デル・トロ様ならずーっといっしょにいたい!」とか思っちゃう女子も結構いるんだろうなぁ、俺はイヤですけど。

ということでデル・トロだったら、「ラスベガスやっつけろ」をオススメしたいところです。

あんまし知られていないことですが(知る必要も無いという噂も)
わりとツールは好き。
まだフジテレビが深夜に放送してた1995年くらいまで観てたんすかね、たぶん。
そんときはM・インデュラインというやたらと有名な人がまだ活躍してた頃で、5連覇だかなんだかの話題で持ちきりだったと記憶してる。
個人的には、山岳のプロフェッショナルと名高い「マルコ・パンターニ」と「リシャール・ビランク」が大好きだったなぁ。
いわゆる山岳ですから、坂道なわけです。それをグイグイ登る。
平坦なコースでスピードを競うのもいいですが、ストイックに走る姿がイイ。
そこがカッコイイ。
あとは、今は監督をしているビャルヌ・リースなんかも好きだった。

で、特にパンターニつー人はもうすごいんですよ、また色々と伝説があったりして。
いつだったかのツールで得意の山岳で精彩を欠いたパンターニがアームストングに抜かれる、しかしゴール前でアームストロングがパンターニに首位を譲る形で終了とか。
当時はパンターニが"死んだフリ"で油断させゴールしたものだと思っていたんだけども、実際色々見ると違ったみたい。
誰もがツライはずの山岳をロケットスタート一閃で逃げ切ったとか、カッチョ良すぎ。

で、まあ結局、その後ドーピングやらなんやらで引退してしまったのだけれど、今年、またツールを見てみようと思ったのを機に「パンターニどうしてっかなぁ」とか思っていたら
自殺してしまったようです。
なんか橋本の訃報の後にこれはツラかった(パンターニが亡くなったのは昨年だけど)。

そんなワケで今年はアームストロングの7連覇と新しい山岳の覇者探しに注目してみたい(CS入ってないのでどっかのサイトで)。

フジTVが放送しなくなったのは非常にイタイなぁ(そして8キロ走っただけで死にそうになったサイクリング野郎の俺もかなりイタイ)。